拝啓、時下益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てにあずかりありがたく厚く御礼申し上げます
この度、東海小児整形外科懇話会、大正製薬株式会社の共催にて、
第36回東海小児整形外科懇話会及び第18回東海小児整形外科研修会を下記日程で同日開催いたしますのでご案内申し上げます
ご多忙中とは存じますがお繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます
敬具
概要
日時 | 令和4年1月23日(日曜日) 11:15~16:30(10:30よりアクセス可能) |
---|---|
開催方式 | オンライン配信(ZOOM)事前登録制 |
Web発信会場 | 名古屋市立大学ミッドタウン名駅サテライト 名古屋市中村区名駅1丁目1番1号 JPタワー内 5階お車でお越しの際は付近のコインパーキングにお停めください |
参加費 | 会員 参加費は無料ですが2021年度の年会費2,000円をお納め下さい 非会員 4,000円 (教育研修講演申請は別途1単位1000円) 事前振り込み制(振り込み〆切:2022年1月21日金曜日)振り込み口座:ゆうちょ銀行 店名:二一八 店番:218 普通預金 口座番号:5494962 口座名:東海小児整形外科懇話会 |
問い合わせ 事務局 |
ご不明な点は東海小児整形外科懇話会事務局までご連絡下さい 事務局 名古屋市立大学大学院医学研究科整形外科学教室内 〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地 TEL 052-853-8236 FAX 052-842-0266 E-mail: wakaba@med.nagoya-cu.ac.jp |
【ZOOMを用いた事前登録について】
下記、登録URLまたはQRコードよりご登録をお願い申し上げます
URL:
https://zoom.us/meeting/register/tJMqcO-gqTosE9S_Nh5Ndrcc5fAUFUrKBKxy
QRコ一ド
設問に沿ってご入力をお願い致します
登録後、下記メールが送信されます
当日はこちらよりご参加の程宜しくお願い致します
プログラム
10:30~ | アクセス開始 |
---|---|
11:15~11:30 | 製品説明 |
大正製薬㈱ ロコアテープ | |
11:30~12:40 | 懇話会一般演題 座長 名古屋市立大学 若林健二郎 先生 |
1) 先天異常を伴う両側股関節脱臼に対してoverhead traction法を行なった1例 | |
浜松医科大学整形外科 ◯古橋弘基, 杉浦香織, 星野裕信, 松山幸弘 |
|
症例:4か月女児 両側股関節脱臼のため当院へ紹介となった症例. 先天異常を伴う高位脱臼と診断し,治療に難渋する可能性が高いと判断し, 生後6か月よりoverhead traction法による整復を行った. 開排牽引まで行い整復位が得られたと判断し, 関節造影・ギプス固定を行ったが, MRIでは亜脱臼位であった. ギプスの巻き直しを行って整復位が得られた. 治療に難渋したので経過を報告する |
|
2) 里吉病による下肢変形に対してguided growth法による矯正を行った1例 | |
あいち小児保健医療総合センター整形外科 〇澤村健太, 鬼頭浩史, 金子浩史, 北村暁子, 松山沙織 |
|
里吉病は進行性の有痛性筋痙攣, 脱毛, 下痢を三徴とするまれな疾患であり, 小児期に発症すると低身長や重度の関節変形を呈するとされている. 症例は10歳時に筋痙攣と腹痛を発症した男児. 13歳時に筋痙攣の悪化あり整形外科受診, 骨端線のくる病様変化と内反膝・外反足変形をきたしており, 毛髪異常も認めたため里吉病と診断した. 骨端線が開存していたためguided growth法による矯正を試みたので, 若干の文献的考察を加えて報告する. |
|
3) 短縮の強い先天性下腿偽関節症を創外固定と骨移植術で治療した1例 | |
1)三重大学大学院整形外科 2)三重病院整形外科 3)三重県立子ども心身発達医療センター整形外科 〇市川慎太郎1), 西山正紀2), 多喜祥子2), 西村淑子3), 二井英二3), 片岡武史1) 辻井雅也1), 湏藤啓広1) |
|
11歳男児, 生後すぐに神経線維腫症1型と診断. 1歳時に右先天性下腿偽関節症で転位が少なく装具療法が開始された. その後, 転位が進行するも治療の希望がなく, 成長に伴い短縮も強く, 9歳時に手術を行った. まず単支柱型創外固定器でアライメントの矯正とbone transport法を行った. 次にドッキングサイトを内視鏡下の病巣掻把と自家骨移植を追加した. 現在,骨癒合は得られているが, 前方の癒合不全と, 下肢長短縮に更なる治療を要する. |
|
4) 有痛性外脛骨に対するKidner変法の短期成績 | |
1)名古屋市立大学整形外科 2)名古屋市立大学西部医療センター整形外科 3)名古屋市立大学東部医療センター整形外科 〇河 命守1), 若林健二郎1), 村上英樹1), 坪井義晃2), 福田俊嗣3) |
|
保存治療に抵抗性の有痛性外脛骨に対してKidner変法を施行し, 術後1年以上経過観察可能であった4例5足(手術時平均年齢13歳4か月)についてその治療成績を検討した. 症例は全例Veitch分類 type 2であった. 術前の日本足の外科学会足部・足関節治療成績判定基準の平均値は術前50.6点, 術後1年84.2点,調査時90.2点であった. 保存治療に抵抗性の有痛性外脛骨に対するKidner変法は比較的良い術式であると考える |
|
5) 急性弛緩性脊髄炎による両下肢弛緩性麻痺に対し坐骨支持歩行装具を使用した1例 | |
1)独立行政法人国立病院機構三重病院整形外科 2)三重県立子ども心身発達医療センター整形外科 3)鈴鹿医療科学大学保健衛生学部理学療法学科 〇多喜祥子1), 西山正紀1), 山田総平1), 西村淑子2), 堀川一浩2), 二井英二3) |
|
症例は, 2015年に急性弛緩性脊髄炎により両下肢に弛緩性麻痺を生じた7歳男児. 右は不全麻痺で支持性があるが, 左は完全麻痺で支持性がないため, 骨盤帯付き長下肢装具を使用しクラッチ歩行をしていたが, 麻痺の左右差により骨盤側方傾斜を生じ, 右股関節臼蓋被覆の減少, 代償性側弯となっていることが問題となっていた. 今回, 左坐骨支持歩行装具を使用したところ, 骨盤側方傾斜と代償性側弯の改善が見られたので報告します. |
|
6) 成人重度脳性麻痺に対する上肢を中心とした筋解離術により頚部安定性の向上した1例 | |
1)国立病院機構三重病院整形外科 2)三重県立子ども心身発達医療センター整形外科 3)鈴鹿医療科学大学理学療法学科 〇西山正紀1), 多喜祥子1, 西村淑子2), 山田総平1), 堀川一浩2), 二井英二3) |
|
成人重度脳性麻痺において, 上肢屈曲拘縮は,体幹の筋緊張に影響するだけでなく,日常生活面での更衣介助動作,保清の困難さを生じる. 今回上肢屈曲拘縮の著明な痙性四肢麻痺30歳男性に対し, 更衣動作と座位姿勢改善を目的に,上肢下肢の筋解離術を施行した. 術後, 更衣介助の改善,座位姿勢の向上に加え,頚部安定性と自動運動能の向上が得られた.若干の考察を加えて報告する |
|
7) Halovest固定で改善せず手術治療を要した環軸椎回旋位固定の一例 | |
静岡県立こども病院整形外科 〇下川純輝, 滝川一晴, 藤本 陽, 小幡 勇, 佐々木貴裕 |
|
再発を繰り返す環軸椎回旋位固定(Atlantoaxial rotatory fixation, AARF)に対して手術を行った一例を報告する. 8歳男児, 誘因なく右回旋位固定と痛みを生じた. AARFと診断し牽引治療を行ったが整復できずHalovest固定を行った. 3ヶ月固定したが再発したため Magerl法による環軸椎矯正固定術を行った. 骨癒合が得られたため抜釘し, 問題なく経過している. AARFが慢性化すると環軸関節が変性し, 一旦整復位を得ても再発する可能性が高くなるため手術治療も考慮する必要がある |
|
13:00~14:00 | 研修会一般講演1 座長 あいち小児医療保健総合センター 整形外科 医長 金子 浩史 先生 |
整形外科医が関わるこどもの神経筋疾患について~小児科医の立場から~ | |
【[3] 小児整形外科疾患、[8] 神経・筋疾患、Re(運動器リハビリテーション医)】 あいち小児保健医療総合センター 診療支援部長 糸見 和也 先生 |
|
14:15~15:15 | 研修会一般講演2 座長 名古屋大学 整形外科 講師 三島 健一 先生 |
小児脊椎疾患の診断と治療 | |
【[3] 小児整形外科疾患、[7] 脊椎・脊髄疾患、SS(脊椎脊髄病医)】 静岡県立こども病院整形外科医長 藤本 陽 先生 |
|
15:30~16:30 | 研修会特別講演 座長 あいち小児医療保険総合センター 副センター長 鬼頭 浩史 先生 |
成長期の野球肩・野球肘 -どう診てどう治すか- | |
【[9] 肩甲帯・肩・肘関節疾患、[13]リハビリテーション(理学療法、義肢装具を含む)、s(スポーツ認定医)】 あさひ病院スポーツ医学・関節センター長 岩堀 裕介 先生 |
注1)すべての講演で日整会専門医資格継続単位が取得できます
注2)一般講演2は脊椎脊髄病医資格継続単位が取得できます
注3)特別講演はスポーツ認定医資格継続単位が取得できます
注4)一般講演1は運動器リハビリテーションが取得できます
*単位を取得される講演毎に受講料として1,000円を申し受けます。
*日整会単位は最大3単位まで取得できます
ご不明な点は東海小児整形外科懇話会事務局までご連絡下さい
事務局 名古屋市立大学大学院医学研究科整形外科学教室内
〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
TEL 052-853-8236 FAX 052-842-0266
E-mail: wakaba@med.nagoya-cu.ac.jp